かつて龍司を支えた男と龍司の再起を願う男

2011年3月。いつも賑わいを見せる夜の神室町に、不審な人物が姿を現した。
全身から危険な香りを放つ人物の正体は、近江連合の林弘。
その目は真っ赤に充血し、何やら様子がおかしい……。
彼の身にいったい何が起こったのだろうか！？

そして龍司が破門されるきっかけとなった東城会や桐生に対して激しい憎悪を抱き、 再び神室町に侵攻する機会をうかがう二階堂。
そんな二階堂は、神室町の近くのたこ焼きで修行をする龍司に極道への復帰をうながす。
固辞する龍司だが、諦めきれない二階堂は翻意を促していったん立ち去る……。